仕事と生活

たまには少しまじめなことを書いてみようかと。


現在、私は関西の中小IT企業に勤めています。
最近、若い人たちがどんどん会社を辞めていくのですが…
個人的には、それは仕方がないのかなと思ってます。
給料安いですし、賞与も出ませんでしたしね。
それで希望持って頑張ろう!とは自分には言えません。
なんと言っても自分が若い時そういう状況で一度辞めてるので(笑


だから、一応自分のポリシーとして、辞めると言った人を、
引き止めるような行為は極力しないようにしています。
正直、「辞める!」って宣言した後なのに、引き止めた結果、
「やっぱり辞めるの止めます…」とか言われてもなぁ…
という気持ちも強いです。
まぁ、もっとぶっちゃければどうでもいいです(笑


最近、会社ってのは寄合所にすぎないんじゃないかなーとよく思います。
だから、必要であれば集まってくるし、集めようとする。
不用になれば、切ろうとするし、去っていく。
それだけのことだと思います。
もちろん、大企業なんかだと法律が〜、労働組合が〜、
みたいな壁があるので、この限りではないのでしょうけど。


私が、お世辞にも業績が良いとは言えない今の会社にとどまる理由は以下の二つだけです。
・嫁が京都の会社に勤めて、京都に根付きたいと思っている。
 そして、今の会社の所在地が京都だということ。
・京都のIT企業が少ない中、リーマンショックの時に
 自分を受け入れてくれたこと、また結婚式にお集まり
 いただいた方々への義理。


以前別の会社に勤めていた時は、退職する際、本当に色々と考えたものですが、
家庭を持ったことで、自分の中で生活していく上での優先順位がハッキリしたと思っています。
・1番は家族。
・2番は義理。
・3番は友人 or 恩人。
30年以上生きて、10年以上仕事して、ようやく固まった感じがします。


会社(仕事)は生活する上での手段でしかない。
会社(仕事)が一番大事、という考え方には賛同しかねる今日この頃です。