システムリリース間近

1年半前に始まった現場の開発プロジェクトもいよいよ来週カットオーバーを迎えようとしています。
今となっては、プロジェクト開始当初人が集まらずに問題となったり、開発途中で色々と
問題事が起きたことも懐かしく思えます。


今回の開発に関していえば、お客様側が積極的に協力してくれたため、非常に作業を進めやすかったです。
プラス、直接要件を聞いたり調整をしていた方と私の相性がよかったのもやりやすい一因でした。
また、ウォーターフォールで進めつつも、要件を聞き直すフェーズを随所に入れたため、仕様のブレが
少なくなったのもポイントだと思います。
勤務地が遠かったのはネックでしたが、休日出勤はシステムリリース日のみ。
残業も平均してそれほど発生せず、結果的にほぼ成功と呼べるプロジェクトになったと思います。


ただ・・・一点残念だったのは、人の配置です。
私見ですが、「プログラムの組めない設計者」はプロジェクトの後半・・・
システムテスト⇒改修のフェーズに必要ないと思っています。
いても役に立たないので。
プログラムを組めない設計者が残るぐらいなら、仕様はそれほど詳しくないがプログラムを直せる人が
いるほうが作業が進む気がします。
↑だとお客様と話ができないじゃないか!と、「プログラムを組めない設計者」は言うと思いますが、
「プログラムを組める人」はプログラムから「今どうなっているか」を紐解くことができます。
その知識を元にお客様と話をすれば、完璧ではないにしても十分お客様と話はできるでしょう。
もちろん、折衝力や調整力といったものは別に必要となりますが。


今回もそういった面で若干不満は残りました。
とはいえ、私の管轄下の話ではないので、若干他人事なのですが(w
コストや保守・運用を見据えた人員配置、も考慮しないければならないのはわかります。
でも、今後も見据えるのであればこそ、「プログラムを組める人」をもっと重用したほうがいいと思うんですけどね。
まぁ、重用されてるからこそ引っ張りだこになって抜けていくのかもしれませんが・・・
個人的に、開発のエンジニアはプログラムを書けてナンボのものだと思います。